鴨は羽を落とさない

こんにちは〜KOMICHI photographです^ ^*♡
これは昨日のできごとなんですが・・・

昨日、私はKIDS PHOTO撮影会で見沼自然公園へ行っていました
いつも撮影の合間にお散歩に来られてる方が
「ここは何をしてるのー??」
「楽しそうだね、頑張ってね!」
と、声をかけて下さるのですが、
今日声をかけて下さったのはなんと元写真屋さんの
ダンディーなおじさま!!!
「カメラマンがいるとね、声かけたくなっちゃうんだよ^ ^」

そう言って、おじさまは自分がしていた仕事
それもアナログ時代、Kodak(コダック)が全盛期だった頃の話!など
たくさん聞かせて下さいました

当時、給料が1万円の時代に、5万円のカメラを買った話
canonの試作品で1000mmのレンズがあった話
二眼レフやあおりができるカメラの話
フィルムの感度が32だからストロボ炊かないと室内じゃとれないとか
ストロボ係とシャッター係が連携して撮った話とか
東京オリンピックのポスターを作った話
クラウチングスタートの写真を持ってたけど捨てちゃった(笑)話
(今も残してたらすごい価値だっただろうな〜と^ ^笑)

などなど

今では驚くような話も
「当時はそれが当たり前だったのだよ〜」と
全部全部が面白すぎてすっかり話し込んでしまいました

あとは最近行かれた京都旅行の写真
まだカメラのカードに入っているから、と
液晶で全部見せていただいたり^ ^*
自分以外の人が撮った写真を
こんなに見られる機会ってほとんどない!
「人は写したくないから、人は撮らないんだ。
人がたくさんいるところでもこうして
誰も写らない瞬間を狙って撮るんだよ」と
THE・観光地、京都の写真なのに驚くことに人っ子一人写っていない!

カメラマンの目にはそれぞれのオリジナルフィルターが付いている^ ^*

そのあと、やっぱり「どんな写真撮ってるのか、見せてもらえる?」と!
恐れ多い!!!けど、たくさん見せてもらったし・・・
お客様の写真は見せられないのでブースのみ試し撮りした写真を見せました



「ちゃんと設定も考えていて背景も明るくほどよくボケていて、うん、いい写真撮るね」

わーーーーーーーーー!ただただ本気で嬉しい!!!

「じゃあ、蓮の写真を撮ってくるから、頑張ってね」と
お散歩の続きに行かれたおじさまがしばらくしてから戻って来られて
「はい、鴨の羽が落ちてたから、あげるね。鴨はなかなか羽を落とさないから、珍しいよ。」と、またまた思わぬ贈り物をいただいてしまいました



驚くことばかりのお話の数々
珍しい鴨の羽

今日、たまたま予約が最初の枠と最後の枠のみで
間が空いていてどうしようかなーなんて思ってて
思わぬ出会いと素敵な話で豊かな時間でした^ ^*


今日もお読みいただきありがとうございました!♡